内窓

【2025年最新】先進的窓リノベーション補助金完全ガイド|変更点と申請スケジュールを解説

1. 2024年補助金の消化状況

まずは2024年の補助金消化状況を振り返ってみましょう。

  • 先進的窓リノベーション事業:73%で終了
  • 予算1350億円の73%、約985億5000万円が消化
  • 2023年は予算1000億円で90%超えの消化率

交付申請は終了しましたが、審査はまだ継続中です。特に混乱が多かった子育てエコホームでは審査遅延の解消に当たっており、11月からは「当初予定より1.5〜2ヶ月程度の審査期間となるよう努める」というお知らせが出ていますが、実際にはあまり解消されていないようです。

交付申請における最終の不備訂正期限は、訂正依頼の発出日に関わらず2025年1月31日までとなっています。1月末までにはある程度の審査が終わることが期待されますが、12月には振込遅延があったりしたので、気長に待つのが良さそうです。

2. 2025年先進的窓リノベーション補助金の概要

2.1 1. 補助対象事業

住宅所有者等がリフォーム事業者に工事を発注して実施する「断熱窓へのリフォーム工事」が対象となります。時々「どうして防音内窓では先進的窓リノベーションを使えないのですか?」という質問をいただきますが、工事対象が断熱窓に限定されているためです。

また、リフォームに使用する窓も事務局に登録された製品で熱貫流率の基準を満たす必要があります。

一つの住宅において複数回申請することも可能です。例えば、5月に1回目の外窓交換をして申請、10月に2回目に内窓を取り付けて申請というような場合でも、上限の200万円以内であれば複数回にまたがってOKです。

ただし、1つの窓に対し複数回の工事を行うことはできません。例えば、リビングの掃き出し窓のガラス交換を行ったとして、同じ窓に内窓を取り付けた場合は、どちらか一方でしか申請できないということになります。

2.2 2. 補助対象期間

令和6年(2024年)11月22日以降に対象工事に着手し、令和7年(2025年)12月31日までに工事が完了するものが対象となります。

重要ポイント: 事務局自体はまだ立ち上がっていませんが、すでに工事の対象期間はスタートしています。つまり、2024年11月22日以降に着手した工事は、2025年の補助金対象となる可能性があります。

2.3 3. 補助額と重要な変更点

窓1箇所あたりの補助単価が決まっており、補助単価に施工箇所数を乗じて算出されます。

2025年の重要な変更点:

  1. 小サイズ窓が対象外に: 2024年までは小サイズと同額だった極小サイズが、ついに完全に対象外となりました。トイレや洗面所の小窓などのリフォームを考えている方は、くれぐれもご注意ください。
  1. 窓の分割に関する制限: 既存の窓1つに対して3つ以上の窓を新たに取り付けることは、原則としてできなくなりました。

例えば、やたら大きな窓で内窓の制作可能サイズをオーバーしている場合、柱を立てて内窓を複数取り付けることがあります。補助金の対象となるのはリフォーム後の窓数になるので、元々1窓だったところに3つの内窓を取り付けると3つ分の補助額が出ることになります。

これは大きな窓に限った話ではなく、小さな窓でも同じことが言えます。2025年からは、小分けにする窓の数に規制が設けられたということですね。

ただし、「原則として」とありますので、窓が大きすぎるなどの事情がある場合は、事前に相談すれば対応してもらえる余地がありそうです。

2.4 4. 今後の予定

2025年の先進的窓リノベーション補助金に関する今後のスケジュールは以下の通りです:

  • 1月中旬:事務局ホームページ立ち上げ(予定)
  • 1月下旬:補助対象となる建材や設備の公募開始
  • 3月上旬:事業者登録開始
  • 3月下旬:交付申請期間開始

ただし、2024年の経験から考えると、システムダウンなどで延期になる可能性もあるため、あくまで目安としてお考えください。

また、先進的窓リノベーションは執行団体が変更となります。どうやら2年交代のようで、2023年の「こどもエコすまい」から2024年の「子育てエコホーム」に引き継がれた際に大きな混乱があったことを考えると、2025年の申請開始時にも注意が必要です。

1月7日が執行団体の公募締め切りだったので、選定に時間を要す関係で、2025年のスケジュールは2024年よりも1ヶ月ほど後ろにずれているような印象です。

3. まとめ:2025年補助金申請のポイント

2024年と比べて大きく変わっているのが、補助額に関する項目です。特に小サイズ窓が対象外になったことと、窓の分割に制限が設けられたことは重要な変更点です。

工事の対象期間はすでに始まっていますが、これからどんどん情報が追加され、また変更点も出てくることが予想されます。子育てグリーン住宅の補助額もまだ発表されていないので、情報が出次第お知らせしていきます。

2025年は穏やかに補助金申請ができることを願っています。補助金申請を検討されている方は、最新情報を常にチェックし、不明点があれば早めに専門家に相談することをおすすめします。

窓のリフォームは、省エネ効果だけでなく、結露防止や防音効果も期待できる優れた投資です。補助金を上手に活用して、快適な住環境を手に入れましょう。

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