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プラスト内窓のデメリットとは?専門家が解説する価格・色・取っ手の特徴と対策法
目次
1. はじめに:プラスト内窓の基本情報
内窓の設置は、断熱性・防音性を高める効果的なリフォーム方法として人気です。中でも「プラスト」は高い性能で知られていますが、実際に検討する際には、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが大切です。
私たちのリフォーム相談窓口には、プラストについて「良い点は分かったけど、デメリットも知りたい」というご質問が多く寄せられます。今回は、エコ窓断熱プロの高橋が、現場経験から得た「プラスト内窓の本当のデメリット」と、それらへの対策法をご紹介します。
2. プラスト内窓の主なデメリット
2.1 1. 価格が高い
プラスト内窓の最も大きなデメリットは、価格の高さです。他社製品と比較すると、同じサイズでも価格差があることがよくあります。
「電話でお見積りをお伝えすると『高いから今回はやめておきます』と言われることもあります」とエコ窓断熱プロの高橋は話します。
しかし、この価格差には理由があります。プラストは構造が異なり、ガラスの種類も選べるなど、高い機密性を実現するための設計になっています。つまり、価格の差は性能の差でもあるのです。
特に気密性については、「他のメーカー製品とは全然レベルが違う」と高橋は評価しています。納品時の梱包の丁寧さからも、製品の品質へのこだわりが伝わってきます。
2.2 2. 色のバリエーションが少ない
プラストの色展開は、基本的に3種類のみです: - アイボリーホワイト - ひのき - ヒーリンググレー
「LIXIL(リクシル)のインプラスなら10色展開なのに対して、プラストはたった3色しかない」という声もよく聞かれます。
しかし、この限られた色展開には科学的な理由があります。窓は常に太陽光(紫外線)にさらされる場所に設置されるため、濃い色の樹脂製品は時間が経つにつれて色あせ(白化)してしまう傾向があります。
プラストでは、この問題を避けるために、初めから紫外線による経年変化が目立ちにくい薄い色のみを採用しているのです。これは製品の見た目の品質を長期間維持するための工夫と言えます。
2.3 3. 取っ手(ハンドル)のデザイン
プラストの取っ手(ハンドル)デザインについても、「ダサい」という感想をいただくことがあります。特に固定タイプ(フィックスタイプ)の場合、窓枠が白やひのき色でも、取っ手はグレー一色のみという組み合わせになります。
この色の不一致が気になるお客様もいらっしゃいますが、エコ窓断熱プロの高橋によると、「頻繁に掃除する必要がなければ、ハンドルなしの仕様も選べます」とのこと。デザイン重視の方には、この選択肢も検討の余地があります。
一方、開き窓タイプの場合は、より高い気密性を実現するために金属製の頑丈なハンドルが採用されています。こちらはデザインよりも機能性を重視した設計になっています。
2.4 4. 鍵がない(引き違い窓の場合)
プラストの引き違い窓には、標準では鍵(クレセント)がついていません。これは一見デメリットに思えますが、実は理由があります。
通常の窓では、クレセントを閉めると真ん中だけが引き寄せられ、上下に隙間ができやすくなります。プラストでは気密性を均一に保つために、あえてクレセントを標準装備していないのです。
「外側の窓がアルミ製なら問題ないですが、内窓は樹脂製で柔らかいため、真ん中だけにテンションがかかると上下に隙間が生じやすい」と高橋は説明します。
ただし、必要に応じてオプションで鍵を付けることも可能です。
2.5 5. 重量がある
特に防音仕様のプラスト内窓は、防音用の重いガラスを使用するため、窓自体の重量が増します。小さな窓であれば問題ありませんが、大きな窓になると開閉時に力が必要になることがあります。
「人が出入りできるくらいの大きな窓だと、重さを感じることもあります」と高橋は実際の施工経験から語ります。
3. プラスト内窓のデメリットへの対策法
3.1 価格に関する対策
プラストの価格が気になる場合は、以下の点を検討してみましょう:
- 部分的な導入: 全ての窓ではなく、北向きの窓や特に寒さを感じる部屋だけに設置する
- 補助金の活用: 自治体によっては、断熱リフォームに対する補助金制度がある場合があります
- 長期的な視点: 光熱費の削減効果を考慮した投資回収計画を立てる
3.2 色に関する対策
色のバリエーションが少ない点については:
- インテリアの調整: 窓周りのカーテンやブラインドで色の調和を図る
- 経年変化の少なさをメリットと捉える: 長期間美観が保たれることを優先する
3.3 取っ手デザインへの対策
取っ手デザインが気になる場合:
- ハンドルなし仕様の検討: 頻繁に開閉しない窓では、ハンドルなしの仕様を選ぶ
- ヒーリンググレーの選択: 窓枠自体をヒーリンググレーにすれば、ハンドルとの色の違和感が軽減される
3.4 重量への対策
重量が気になる場合:
- 開閉頻度の低い窓に設置: 日常的に開閉する機会が少ない窓を優先的に選ぶ
- 分割設計の検討: 特に大きな窓の場合、複数に分割して一枚あたりの重量を軽減する方法もある
4. プラスト内窓のメリット再確認
デメリットを理解した上で、改めてプラスト内窓の主なメリットも確認しておきましょう:
- 高い気密性: 他社製品と比較して優れた気密性能を持つ
- 断熱効果: 冬の寒さ、夏の暑さを軽減し、快適な室内環境を実現
- 防音効果: 特に防音ガラス採用時は、外部騒音を大幅に低減
- 結露防止: 室内側の窓の表面温度が上がり、結露の発生を抑制
- ガラスの選択肢: 用途に合わせて様々なガラスタイプから選べる
5. まとめ:プラスト内窓は誰に向いているのか
プラスト内窓は、以下のような方に特におすすめです:
- 性能を最優先する方: 多少価格が高くても、最高レベルの気密性・断熱性を求める方
- 長期的な住まいの快適性を重視する方: 一時的なコストよりも長期的な住環境の質を重視する方
- シンプルなデザインを好む方: 控えめな色調とシンプルなデザインが好みの方
- 防音対策を必要とする方: 道路や線路の近くなど、騒音環境にお住まいの方
一方で、以下の場合は他の選択肢も検討する価値があります:
- 予算を最優先する方: コストパフォーマンスを最も重視する場合
- カラーバリエーションを重視する方: インテリアとの調和のために多様な色を求める場合
- 頻繁に開閉する大きな窓に設置する場合: 重量が使い勝手に影響する可能性がある
エコ窓断熱プロの高橋は「デメリットも含めて正しく理解した上で選べば、プラストの性能の高さに満足いただけるケースが多い」と話します。ご自宅の状況や優先順位に合わせて、最適な選択をしていただければ幸いです。
内窓選びでお悩みの際は、ぜひ専門家への相談も検討してみてください。実際の窓の状態を確認した上で、最適な提案を受けることができます。
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