先進的窓リノベ事業2025スタートがしました!
2025年の住宅補助金最新情報!子育てグリーン住宅支援と先進的窓リノベ事業の変更点を徹底解説
目次
1. 子育てエコホームの後継は「子育てグリーン住宅支援事業」に決定
住宅の省エネ化を支援する補助金制度は、毎年少しずつ名称が変わってきました。
- 2022年:子供未来住宅支援事業
- 2023年:子どもエコ住まい支援事業
- 2024年:子育てエコホーム支援事業
そして2025年は「子育てグリーン住宅支援事業」という名称に決定しました。
1.1 新築住宅支援の対象者拡大
2024年の新築住宅支援では、子育て世帯と若者夫婦世帯しか申請できませんでしたが、2025年は「GX思考型住宅支援事業」として、条件を満たしていれば全ての世帯が支援を受けられるようになります。これは多くの方にとって朗報でしょう。
1.2 リフォーム補助金の大きな変更点:窓だけでは申請不可に
しかし、リフォーム補助金については大きな変更があります。2025年からは窓のリフォームだけでは申請できなくなるという重要な変更点があります。
報道発表資料によると、補助のメニューとして「Sタイプ」と「Aタイプ」という2つの区分が設けられます:
- Sタイプ:必須工事3種の全てを実施(上限60万円)
- Aタイプ:必須工事3種のうちいずれか2種を実施(上限40万円)
ここでいう「必須工事」とは以下の3種類です: 1. 開口部の断熱改修 2. 外壁等の断熱改修 3. エコ住宅設備の設置
つまり、最低でも上記の工事から2種類は実施しなければ補助金が申請できないということです。例えば、窓の断熱改修だけでは申請できず、窓と外壁の断熱改修を行うか、窓の断熱改修とエコ住宅設備(高効率給湯器など)の設置を組み合わせる必要があります。
2. 断熱性能基準も厳格化
さらに注意すべき点として、開口部の断熱改修については「ZEH水準に相当する省エネ性能以上の改修工事に限る」と明記されています。
これまで私たちエコ窓断熱プロの高橋では、お客様の防音性能を高めたいというご要望に対して、内窓(インプラスト)と防音合わせガラスの組み合わせをおすすめしてきましたが、この組み合わせではZEH基準を満たすことができません。
2024年までは「省エネ基準」と「ZEH基準」という2つの基準があり、省エネ基準の方で申請できていましたが、2025年からはZEH基準のみとなるため、この組み合わせでは申請できなくなる可能性が高いです。
3. マンションの場合はさらに厳しい条件に
マンションなどの共同住宅の場合、壁や床に断熱材を入れたり、トイレや浴槽を取り替えたりすることが構造上難しいケースが多いため、2種以上の工事を行うことがほぼ不可能に近いと言えます。可能性があるとすれば、窓の断熱改修と給湯器の取り替えなどの組み合わせでしょうか。
なお、必須工事を2種以上行った上で付加工事として、子育て対応改修やバリアフリー改修なども申請できるようになります。この点は2024年と同様です。
4. 先進的窓リノベ2025事業について
もうひとつの主要な補助金である「先進的窓リノベ」も継続されます。名称が「先進的窓リノベ2025事業」と変更されますが、補助額は変わらず上限200万円です。
これまでと同じく環境省・経済産業省・国土交通省の3省連携事業となるため、子育てグリーン住宅支援事業とワンストップの一括申請が可能です。
4.1 対象期間はすでに開始
重要なポイントとして、子育てグリーン住宅支援事業も先進的窓リノベ2025事業も、2024年11月22日以降に着手したものが対象となります。つまり、すでに対象期間がスタートしているのです。
ただし、申請開始は2025年4月上旬になると予想されるため、1月に工事を実施しても補助金が還元されるのは6月や7月になるというタイムラグが発生します。工事費用の支払いと補助金受取のタイミングには注意が必要です。
5. 補助金額の変更点
窓の補助金額については、2024年と比較して変動があります。特に外窓交換に関しては、Aグレードなどの補助額が半額になるなど、全体的に補助金額が下がる傾向にあります。
窓の改修と同一契約内であれば、玄関ドア交換も補助対象になりますが、こちらも補助額が減少しています。
6. 2025年が最後のチャンス?
この大型補助金は、2025年のカーボンニュートラル実現に向けた施策として位置づけられており、来年で最後となる可能性が高いとされています。
実際、2023年に登場した時から3年計画と言われていました。そのため、窓の断熱リフォームをご検討の方は、2025年が最後のチャンスかもしれません。
7. 2024年の補助金に間に合わせるには?
「2024年の補助金に間に合わせたい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、今年度の補助金申請には12月末日までに工事を完了させる必要があります。工事完了から申請までの手続きや、工事自体にも3週間程度かかるため、残念ながら今からでは2024年の補助金に間に合わせることは難しい状況です。
8. まとめ:2025年の住宅補助金申請のポイント
- 子育てエコホームの後継は「子育てグリーン住宅支援事業」に名称変更
- 新築住宅は全世帯が対象になる可能性あり
- リフォームは窓だけでは申請不可、必須工事から2種以上必要
- 断熱性能はZEH基準のみとなり、省エネ基準では申請不可に
- 補助金額は全体的に減少傾向
- 対象期間は2024年11月22日から開始済み
- 申請開始は2025年4月上旬の見込み
- 2025年が最後のチャンスの可能性が高い
まだ詳細が明らかになっていない部分もありますが、新しい情報が発表され次第、随時お知らせしていきます。窓の断熱リフォームをご検討の方は、来年度の補助金を活用する準備を今から始めておくことをおすすめします。
特に、これまで窓だけのリフォームを考えていた方は、エコ住宅設備の設置など、他の工事と組み合わせることを検討する必要があります。また、マンションにお住まいの方は、構造上の制約から補助金申請が難しくなる可能性が高いため、専門家への相談をおすすめします。