先進的窓リノベ事業2025スタートがしました!
内窓の効果を実験!マイナス3度の冬でも室内を17℃に保つ断熱効果の秘密
目次
1. 内窓が冬の寒さを防ぐ効果を実験検証!
こんにちは、みなさん。寒い冬の季節、お家の中が寒くてお困りではありませんか?特に窓からの冷気は想像以上に室内温度を下げてしまいます。今回は、エコ窓断熱プロの高橋さんによる実際の検証実験から、内窓がどれだけ室内の暖かさを保つのに役立つのかをご紹介します。
2. マイナス3度の厳冬期に行われた内窓効果の検証
今回の実験は、京都府宇治市のショールームで行われました。この日の外気温はなんとマイナス3度。この冬一番の冷え込みとなった朝に、内窓の効果を検証するには絶好のコンディションでした。
ショールーム内は薪ストーブを焚いて室内温度を17℃に保っている状態。この環境で、内窓を開閉したときにガラスの表面温度がどう変化するのかを、温度計とサーモカメラを使って計測しました。
3. 実験対象の窓の構造
今回検証に使用した窓は、3層構造になっています:
- 一番室内側:プラストの内窓(ペアガラス)
- 中間部分:インプラスの内窓(単板ガラス)
- 外側:通常のアルミサッシ(単板ガラス)
この3層構造の窓で、それぞれの層を開けたときに室内側のガラス表面温度がどう変化するのかを検証していきます。
4. 検証結果:内窓を開けるとどうなる?
4.1 実験1:内窓を全て閉めた状態(3層構造)
最初に、全ての窓を閉めた状態では、室内側のガラス表面は暖かく保たれていました。サーモカメラでは温かい色で表示され、室内の暖かさがしっかりと保持されていることが分かります。
4.2 実験2:室内側の内窓(プラスト)を開けた状態
一番室内側の内窓を開けると、中間のインプラスガラスの表面温度が表示されます。このガラスはまだ比較的温かい状態を保っていますが、最初の状態よりは表面温度が下がっていることがサーモカメラの色の変化から確認できます。
4.3 実験3:中間の内窓(インプラス)も開けた状態
さらに中間の内窓も開けると、最も外側のアルミサッシの単板ガラスだけになります。このガラスの室内側表面温度は急激に下がり、サーモカメラでは暗く(低温を示す色)表示されていました。このガラスは外気温の影響をダイレクトに受けているため、非常に冷たくなっています。
5. 内窓がもたらす断熱効果のメカニズム
実験から明らかになったのは、窓と窓の間に存在する「空気の層」が重要な断熱材の役割を果たしているということです。単板ガラス1枚だけでは、外気温がそのまま室内側のガラス表面に伝わってしまいます。
一方、内窓を設置することで生まれる空気層が断熱材となり、外の冷気が室内に伝わるのを効果的に防いでいるのです。特に、3層構造の場合は2つの空気層があるため、より高い断熱効果が得られます。
6. 内窓の費用対効果の高さ
高橋さんは「温かい空間を作るという意味では、内窓が最も費用対効果が高く、効果が確実」と述べています。確かに、窓のリフォームの中でも内窓の設置は比較的手軽で、工事期間も短く済むことが多いです。
また、完全に窓を交換するフルリフォームと比べても、内窓の追加設置は費用が抑えられるにもかかわらず、断熱効果は大きく向上します。特に古い住宅で単板ガラスの窓が使われている場合、内窓の追加だけで室内の快適性が劇的に向上する可能性があります。
7. 内窓設置のメリット
内窓を設置することで得られるメリットをまとめると:
- 室内の温度を効率よく保持:暖房効率が上がり、光熱費の節約につながります
- 結露の防止:窓の表面温度が上がることで結露が発生しにくくなります
- 防音効果:外からの騒音も軽減できます
- 工事が比較的簡単:既存の窓枠を活かして設置できるため、大掛かりな工事が不要です
- 経済的:窓の完全交換に比べて費用を抑えられます
8. まとめ:快適な住まいづくりには内窓が効果的
今回の実験で明らかになったように、内窓の設置は冬の寒さ対策として非常に効果的です。外気温がマイナス3度という厳しい条件下でも、内窓によって室内側のガラス表面温度を大幅に上げることができました。
特に日本の住宅では、窓からの熱損失が大きいと言われています。暖房をつけても窓から熱が逃げてしまうと、いくら暖房を強くしても効率が悪く、光熱費もかさんでしまいます。
内窓の設置は、比較的手軽な投資で大きな効果が得られる住宅の断熱改修方法と言えるでしょう。これから寒い季節を迎える前に、ぜひ内窓の設置を検討してみてはいかがでしょうか。快適な室内環境づくりの第一歩となるはずです。