補助金リフォーム

先進的間取り改修事業の補助金ガイド:内窓リフォームのランク分けから申請条件まで

1. 内窓のランク分け:フィックス窓はSランクになる?

まず多くの方からいただく質問として、「LIXILのインプラスという内窓で、引き違い窓ではなくフィックス窓(はめ殺し窓)を選んだ場合、AランクがSランクになるのか」というものがあります。

結論から言うと、フィックス窓を選んだ場合は、条件を満たせば全てSランクになります

ただし、重要な条件があります: - ガラスの種類は「LOEガラス」の複層タイプを選ぶ必要があります - 透明ガラスと型ガラス(表面がボコボコしているもの)の2種類がありますが、どちらもLOEガラスを選べばSランクになります

引き違い窓の場合も、LOEガラスの透明タイプを選べばほとんどがSランクになります。ただし、型ガラスを選ぶと、ガラスの厚みが4mmとなり、空気層が11mmに減少するため、Aランクとなります(透明ガラスの場合は厚み3mm、空気層12mm)。

この違いは、ガラスの厚みによる空気層の違いが断熱性能に影響するためです。フィックス窓は開閉部分がないため、基本的に断熱性能が高くなります。

2. 補助金申請の下限額はある?

「補助金の上限は最大200万円と分かったけど、下限はあるの?」というご質問もよくいただきます。

はい、補助金申請には下限額5万円という条件があります。

これは工事の見積もり金額ではなく、先進的間取り改修事業の基準で算出される補助金額が5万円以上である必要があります。例えば:

  • 小さな窓に1箇所だけフィックス窓(Sランク)をつけた場合:補助金額は36,000円
  • この場合、5万円に満たないため申請できません
  • 同じ窓を2箇所設置すると、72,000円となり申請可能です

補助金額は、製品の大きさ(大・中・小)とランク(A・S・SS)によって定額が決められています。細かい計算は専門的になりますので、登録事業者(リフォーム会社や工務店)に相談されることをお勧めします。

3. 全国すべての住宅が対象?

「全国すべての住宅がこの補助金の対象になるのですか?」というご質問についてお答えします。

この補助金はリフォーム工事のみが対象で、新築住宅には適用されません。対象となるのは「既存住宅」で、以下のいずれかの条件を満たす必要があります:

  1. 建築から1年以上経過した住宅
  2. 過去に人が居住したことがある住宅

つまり、新築したばかりでまだ誰も住んでいない住宅は対象外ですが、すでに入居して生活している場合は、建築後間もなくても申請可能です。

例えば、新築後すぐに入居し「冬になって寒さを感じるから内窓をつけたい」という場合でも、すでに人が住んでいれば補助金を利用できます。

4. まとめ:先進的間取り改修事業の補助金活用ポイント

先進的間取り改修事業の補助金について、主なポイントをまとめます:

  1. 内窓のランク:フィックス窓でLOEガラスを選べばSランクになる
  2. 補助金の下限:申請には補助金額が5万円以上必要
  3. 対象住宅:リフォーム工事のみ対象、既存住宅(人が住んでいるか1年以上経過)が条件

この補助金を活用すれば、住宅の断熱性能を大幅に向上させることができ、冬の寒さや夏の暑さを軽減するだけでなく、エネルギー費の削減にもつながります。

お住まいの断熱リフォームをご検討の方は、早めに最寄りの登録事業者に相談されることをお勧めします。補助金には予算枠がありますので、検討されている方はお早めに行動されることが大切です。

今後も住宅にまつわるお得な情報を発信していきますので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。

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