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【窓の選び方】型ガラスと透明ガラスの性能差は?断熱性能への影響を解説
目次
1. はじめに:窓ガラスの選択が住まいの快適性を左右する
家づくりやリフォームで悩みがちなのが窓の選択。特に「型ガラス」と「透明ガラス」の違いについて、「断熱性能に差があるの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
私たちエコ窓断熱プロの高橋は、愛知県を拠点に断熱性能と気密性にこだわった住宅づくりに取り組んでいます。今回は、お客様からよくいただく質問である「型ガラスと透明ガラスの性能差」について詳しく解説します。
2. 型ガラスと透明ガラスの基本的な違い
まず、型ガラスと透明ガラスの基本的な違いについて理解しましょう。
透明ガラス - 厚さ:一般的に3mm - 特徴:完全に透明で向こう側がはっきり見える
型ガラス(型ガラス) - 厚さ:一般的に4mm - 特徴:模様が入っており、向こう側が透けて見えにくい
型ガラス(型ガラス)は、プライバシーを確保したい浴室や洗面所などに使われることが多く、模様によって向こう側が見えにくくなっています。この違いは見た目だけでなく、実は窓全体の断熱性能にも影響する可能性があるのです。
3. ガラスの厚みが空気層に与える影響
型ガラスと透明ガラスの性能差を考える上で重要なのは、ガラスの厚みが空気層に与える影響です。
二重窓や複層ガラスの断熱性能は、ガラスとガラスの間の空気層の厚みに大きく左右されます。型ガラスは透明ガラスより1mm厚いため、同じサッシを使用した場合、空気層が1mm減ることになります。
例えば、APW330というサッシを使用した場合: - 透明ガラス(3mm)使用時:空気層が16mm - 型ガラス(4mm)使用時:空気層が15mm
この1mmの違いが断熱性能に影響するのでしょうか?
4. サッシの種類による性能差の違い
実際の性能差はサッシの種類によって異なります。主要なサッシであるAPW330とAPW430の場合で見ていきましょう。
4.1 APW330の場合
APW330では、公式データによると透明ガラスと型ガラスで熱貫流率に大きな差はありません。
- 透明ガラス:熱貫流率1.4(空気の場合)、1.2(アルゴンガスの場合)
- 型ガラス:上記とほぼ同等の数値
窓全体の性能でも、両者の違いはほとんど見られません。APW330では、ガラスが1mm厚くなることによる空気層の減少が、断熱性能に大きな影響を与えていないと言えます。
4.2 APW430の場合
APW430は窓の種類によって状況が変わります。
縦滑り窓の場合 - 透明ガラスも型ガラスも性能差はほとんどなし - アルゴンガス使用時:熱貫流率0.6 - クリプトンガス使用時:熱貫流率0.56
引き違い窓の場合 - 透明ガラス(アルゴンガス):熱貫流率0.75 - 型ガラス(アルゴンガス):熱貫流率0.8
引き違い窓では、型ガラスを使用すると若干性能が下がる傾向があります。これは空気層の厚みが減ることと、引き違い窓特有の構造が関係していると考えられます。
5. 窓の種類ごとの空気層の違い
引き違い窓と縦滑り窓では、そもそも空気層の厚みが異なります。
APW430の縦滑り窓 - LOW-E複層ガラス:3mm-16mm-3mm
APW430の引き違い窓 - 透明ガラス:3mm-12mm-3mm - 型ガラス:4mm-11mm-4mm
引き違い窓は構造上、縦滑り窓よりも空気層が薄くなる傾向があります。そのため、型ガラスを使用することで空気層がさらに薄くなり、断熱性能に若干の差が生じるのです。
6. まとめ:窓選びのポイント
型ガラスと透明ガラスの性能差についてまとめると:
- APW330など一部のサッシでは:性能差はほとんどない
- APW430の引き違い窓では:型ガラスの方が若干性能が下がる
- 窓の種類によって影響度が異なる:縦滑り窓より引き違い窓の方が影響が大きい
窓を選ぶ際は、プライバシーの確保と断熱性能のバランスを考慮することが大切です。浴室や洗面所など視線が気になる場所では型ガラスを、リビングなど断熱性能を最優先したい場所では透明ガラスを選ぶという使い分けも一つの方法です。
また、ガラスの種類だけでなく、LOW-Eガラスの採用やアルゴンガス・クリプトンガスの充填など、断熱性能を高める他の要素も検討すると良いでしょう。
住まいの快適性は窓の性能に大きく左右されます。ガラスの種類や窓の構造をしっかり理解して、あなたの家に最適な窓を選んでくださいね。
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