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強盗対策の決定版!家の防犯性能を高める5つの方法と効果の薄い対策とは
目次
1. 強盗の侵入を物理的に防ぐ5つの効果的な対策
1.1 1. 窓の下に踏み台になるものを置かない
強盗対策の第一歩は、窓の下にエアコンの室外機や植木鉢など、踏み台になるものを置かないことです。
玄関ドアや大きな掃き出し窓は普段から施錠に気をつける方が多いですが、少し高い位置にある腰窓はどうでしょうか?腰窓は地面から120〜140cmの高さにあるため、外からは簡単に乗り越えられないと思い、開けたままにしている家庭も多いのです。
しかし、窓の下にエアコンの室外機などがあると、簡単に侵入されてしまう危険があります。空き巣も強盗も脚立を持ち歩くことはほとんどなく、腰窓や2階の窓からは室外機や植木鉢に登って侵入するケースが多いのです。
対策ポイント: 人が入れる窓の近くに足場となるものがないか確認し、あれば早めに移動させましょう。
1.2 2. 窓に面格子やシャッターを設置する
窓に面格子やシャッターを設置することで、侵入までの時間を稼ぐことができます。面格子は窓を開けたままにしていても人が侵入するまでかなり時間がかかりますし、シャッターは窓ガラスを割られる心配がありません。
ただし、面格子の中には縦格子など簡単に切断できるものもあります。また、シャッターは閉めていないと防犯効果はありません。面格子やシャッターはあくまでも侵入するまでの時間を稼ぐ手段に過ぎないことを理解しておきましょう。
対策ポイント: 面格子やシャッターは単体では完璧ではないため、窓の鍵を2箇所以上にする、ガラスを防犯合わせガラスにするなど、複数の防犯対策を組み合わせることが重要です。
1.3 3. 窓ガラスを防犯ガラスに交換する
警視庁の調査によると、一般住宅における空き巣・強盗が侵入する場所の55%以上が窓で、そのうち約40%がガラス破りの被害に遭っています。
そこでおすすめなのが防犯ガラスです。防犯ガラスは2枚のガラスの間に特殊フィルムやポリカーボネートの板を挟み込んだ合わせガラスです。バールのような道具でガラスを破ろうとしても、なかなか貫通しません。
防犯ガラスは中間膜の厚さによって、打ち破りとこじ破りに抵抗できる時間が変わります。一方、強化ガラスや網入りガラスは防犯対策になるのか質問をいただくことがありますが、これらは防犯目的ではありません。強化ガラスは割れた時に破片が細かくなって怪我を防ぐためのものであり、網入りガラスは火災の際に飛散を防ぐためのものです。
対策ポイント: 窓ガラスの交換を検討する際は、必ず防犯合わせガラスを選びましょう。強化ガラスや網入りガラスは防犯性能はありません。
1.4 4. 玄関ドアや勝手口ドアの鍵を交換する
玄関ドアや勝手口ドアの鍵を交換することも効果的な対策です。シンプルなシリンダー錠から、複雑な構造でピッキングしにくいディンプルキーに変えるケースが増えています。
最近では、鍵の差し込み口が表から見えない電子錠やスマートキーに交換する事例も少なくありません。また、鍵を追加してツーロック(二重施錠)にする方法も防犯対策として効果的です。
ただし、在宅時も2箇所とも施錠する習慣をつけないと、強盗への対策にならないので注意が必要です。また、鍵を交換するとピッキングの対策になりますが、ドアが古いとドアごと壊されるリスクもあり、あまり防犯効果は期待できません。
対策ポイント: 鍵の交換は、まだ劣化していない比較的新しいドアにおすすめです。古いドアの場合は、ドアごと交換することを検討しましょう。
1.5 5. 玄関ドアや勝手口ドア、窓を丸ごと交換する
最も効果的なのは、玄関ドアや勝手口ドア、窓を最新のものに丸ごと交換する方法です。最新のドアや窓は防犯性能が格段に向上しています。
ガラスを安全合わせガラスのタイプにすると、CPマークがついてきます。CPマークは、5分以上のピッキングや破壊に耐えられる防犯性能の高い建物部品として認定されている製品だけにつけられるマークです。
強盗犯は侵入までに5分以上かかると、70%以上の犯罪者が諦めるというデータがあります。そのため、CPマーク付きの製品に取り替えると、かなりの確率で強盗をブロックできるのです。
CPマークができたのは2004年なので、20年以上窓ガラスや窓サッシ、玄関ドアや勝手口ドアを取り替えていない方は、早めに交換を検討しましょう。CPマーク付きの窓やドアが設置されている家は、空き巣のターゲットにされる確率も下がります。
対策ポイント: 最新の窓や玄関ドアに取り替えると、防犯性能だけでなく断熱性能も格段にアップします。窓やドアなどの開口部は家の中でも熱が出入りしやすい場所なので、リフォームすると室内が快適になり、光熱費の削減にもつながります。
2. テレビなどで紹介されるが効果が薄い防犯対策
テレビなどで紹介されている家の防犯対策の中から、それだけでは効果が薄いかもしれない方法を紹介します。
2.1 1. 窓ガラスに貼る防犯フィルム
最近はホームセンターでDIYできるタイプも売られているため、試してみようと思っている方も多いかもしれません。たまに鍵の周りだけにフィルムを貼っているケースも見かけますが、フィルムの貼っていない場所を破られれば全く意味がありません。
プロが施工する防犯性能の高いフィルムでも、窓サッシが古くて枠ごと壊される可能性があります。また、外からフィルムが貼ってあるかどうかが分かりにくいため、侵入されなくてもガラス破りの被害に遭うケースもあります。
2.2 2. 窓に補助錠をつける
確かに窓に鍵を追加すると侵入までに時間がかかりそうですが、実際にはホームセンターで安く手に入る補助錠はほとんど意味がありません。ガラスを破られれば、鍵が1箇所でも2箇所でも侵入にかかる時間はほとんど変わりませんし、バールで窓をこじあければ簡単に外れてしまいます。
また、補助錠を追加したものの、よく開け閉めする窓は面倒で結局きちんと施錠していないというケースもあります。
2.3 3. センサーライトの設置
人の動きに反応して点灯するセンサーライトは、夜間の侵入には一定の効果がありますが、明るい昼間には効果がありません。また、最近の強盗は在宅時を狙うケースが多いため、センサーライトだけでは不十分です。
3. 防犯対策に使える補助金情報
防犯対策を行う際に活用できる補助金制度があります。自治体によって内容は異なりますが、以下のような補助金が利用できる場合があります。
- 防犯設備設置補助金: 防犯カメラや防犯ガラス、CPマーク付き建物部品の設置に対する補助金
- 住宅リフォーム補助金: 防犯リフォームを含む住宅改修工事に対する補助金
- 高齢者・障がい者世帯向け特別補助: 高齢者や障がい者がいる世帯向けの防犯設備設置補助
お住まいの自治体のホームページで「防犯 補助金」「住宅リフォーム 補助金」などのキーワードで検索するか、市区町村の担当窓口に問い合わせてみましょう。
4. まとめ:効果的な強盗対策で家族の安全を守ろう
強盗対策として最も効果的なのは、CPマーク付きの窓やドアへの交換です。次いで、防犯ガラスへの交換や面格子・シャッターの設置が有効です。一方で、防犯フィルムや補助錠、センサーライトは単体では効果が限定的です。
強盗は、侵入に5分以上かかると70%以上が諦めるというデータがあります。複数の防犯対策を組み合わせて、侵入までの時間を稼ぐことが重要です。また、最新の窓やドアに交換することで、防犯性能だけでなく断熱性能も向上し、快適な住環境と光熱費の削減にもつながります。
家族の安全を守るために、ぜひ今回紹介した対策を参考に、お住まいの防犯性能を見直してみてください。
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